2024.5.30 羽田新ルート問題合同街宣

 目黒駅前で羽田問題解決プロジェクトの大村究さん、羽田問題訴訟の会の須永知男さん、品川、大田・生活者ネットワークの仲間たちと羽田新飛行ルート問題について、行きかう人々に訴えました。
 2020東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせて、都心の上空を飛ぶ羽田の新しいルートの運用が始まって、もう4年がたちます。
 この新ルートは人口が密集している都心の上空を飛ぶということで、かねてから危険性が指摘されてきました。羽田空港を含む7空港において2022年4月~ 2022年9月の6か月間に報告された欠落部品、飛行機から外れて落ちた部品の総計は477個で、その中には1キロ以上あるものもありました。
 渋谷区では機体から落ちたのではないかと思われる氷の塊がテニスコートで発見されたこともありました。事故はいつ起こるかわかりません。落下物の危険性だけでなく、騒音、川崎の石油コンビナートの上を低空で飛ぶことなどから、新飛行ルートの運用は止めるべきと考えます。話をしている間も上空を頻繁に飛行機が飛んでいるのを見ることができました。駅前のにぎやかな場所ですが、ゴーっという音がはっきりと聞こえます。見上げる人も多く、準備したチラシもなくなり、チラシを手に話しかけてくる人もおり、関心が高いことがうかがえました。これからも市民団体の方々と連携しながら、新ルートの課題、問題点について、訴えて行きます。