三助さんに関する講演会に行きました

 

 友人から、目黒区内の銭湯の企画で三助(銭湯の雇人で、湯を沸かしたり客の体を洗ったりする男の称)さんに関する講演会があると聞き、参加してきました。

庶民文化研究家の町田忍さんが講師を務め、三助さんの歴史を学びました。三助さんはただの垢すりをする人ではなく、緊張をゆるめ、お風呂の効果を高める人でありました。日本最後の三助さんは引退してしまいましたが、受け継いでいこうという方が講演会に来ていました。その方は指圧師さんで、三助さんワークショップでもありました。

参加者の中には介護関係の方も多く、障がい者が気軽に入れる銭湯づくりのことも話し合いました。当事者にならないとわからないことはたくさんあります。まちに出かけるといろいろな事が見えてきます。まちから課題を見つけて掘り下げて考える。ということをやっていきたいと思います。