食品や生活環境の検査・研究機関、東京都健康安全研究センター視察

 生活者ネットワークの都議・区議、生活クラブ生活協同組合の組合員の皆さんとともに視察を行い、食品の安全性を支える現場のお話を伺いました。

 センターでは、食中毒の原因菌や放射性物質、重金属の検査をはじめ、食品添加物の使われ方、調理器具や包装材の安全性、畜産物に動物用医薬品が残っていないかなど、数多くの検査が日々行われています。こうした地道な取り組みが、私たちの健康被害を未然に防いでいることは、まだ十分に知られていないと感じました。

 私は、学校給食のパンに使われる輸入小麦の安全性について職員の方に質問しました。現時点では一般に流通しているパンからグリホサート(農薬の一種)は検出されていないとのことでしたが、国や教育委員会など所管が分かれており、十分な連携が取れているのかが気になりました。また、ゲノム編集食品やPFAS、マイクロプラスチックなど、今後さらに取り組んでほしい課題もあります。一方で、日々の研究が私たちの暮らしを支えていることを実感しました。今後、分かりやすい情報発信が求められます。

夏休みには子ども向けイベントなどの施設公開日もあるので、機会があれば一度訪れてみるのも良いと思います。