3月17日「子どものサードプレイスについて考える」に参加して

学校に行きづらくなった子どもたちの家庭や学校以外の居場所づくり、サードプレイスについてNPO法人 多様な学びプロジェクト代表の生駒知里さんのお話をうかがってきました。

ご自身の長男が不登校になり、悩み苦しんだ経験が子どもの居場所づくり、そして学校以外の学びを考えるきっかけになったそうです。頑張り過ぎて傷ついた子どもは休息が必要なこと、休息が充分に取れると、子どもは自ら動き出すことなど、私も自分の子どもが不登校児でしたから、頭の中で「そうだね、うん、うん」とうなずきながら聞いていました。

生駒さんはご自分の経験を活かし、少しずつ、不登校で悩んでいる親子が孤立しないよう、同じ不登校の親子や地域の方とつながりが持てるよう活動を広げていったようです。

そして目黒でも、同じように不登校の子どもたちを支えようと、さまざまな活動をしている方がいらっしゃいました。こども食堂、プレーパーク、不登校の子どもの親のグループ、民生委員、個人的に応援している人など、今日の会ではたくさんの方が不登校を理解しそして居場所づくりをしようとしていることがわかりました。

私は学校だけが学びの場所じゃないよ、と全ての子どもたちに知ってほしい、そしておとなたちである私たちはせっかちにならずにゆっくりと子どもを見守る、親以外のおとなも関わっていくことが大切だなと思いました。